ふたご1

「こんにちは!西川きよしです!!小さなことから兀突骨と!」


ふたご2

「三国志ブームへの乗り方を間違えてますよ師匠。」


ふたご1

「冷戦時代といえばKGBやCIAといった諜報機関ですが。」


ふたご2
「言えばといわれてもなあ。」

ふたご1

「戦前は朝日新聞の主筆をつとめ、戦後は自由党総裁や副総理を努めた政治家、緒方竹虎氏がCIAと接触していたそうです。」


ふたご2

「接触ですか。」


ふたご1

「コードネームはPOCOPONだったそうです。」


ふたご2
「ポコポンですか。」
ふたご1

「後のポカホンタスです。」


ふたご2

「違います。」


ふたご1

「緒方氏は日本版CIAである国直属の情報機関を作ろうとしていたそうです。」


ふたご2

「へええ。」


ふたご1

「しかし緒方氏の構想は反発を受けて実現しませんでしたが、もし出来ていたら日本にもSSNが成立し、冷戦時代のスパイ合戦に参加していたでしょう。」


ふたご2

「なんですかSSNって。」


ふたご1

「Sugoi Spy of Nipponnoの略称です。」


ふたご2

「うわっださい。」


ふたご1

「やはり、このようにかっこいい略称が出来なかったのが、情報機関構想の失敗した原因でしょう。」


ふたご2

「違います。」


ふたご1

「ですから、奇しくも緒方竹虎没後53年にあたる今年、緒方氏に捧げるためにもかっこいい情報機関の略称を考えてみましょう。」


ふたご2

「なにが奇しくもか。」


ふたご1

「JJSとか。」


ふたご2

「なんですか今回は。」

ふたご1

「Japan Jyoho-kyoku Shi です。」


ふたご2

「真ん中もどうかも思いますが、最後の『Shi』はなんですか。」


ふたご1

「『し』です。」


ふたご2

「は。」


ふたご1

「つまり表記次第では、『JJし』となり、相手を攪乱する効果が!」


ふたご2

「攪乱されているのはどっちだ。」


ふたご1

「ではどうすればいいんですかあっ!」


ふたご2

「我慢が足りない人間だなあ。」


ふたご1

「これ以上いい案が浮かびません。」


ふたご2

「緒方氏も浮かばれないなあ。」


ふたご1

「どうしたらいいでしょうか。」


ふたご2

「まず日本語から考えたらいいと思いますよ。」


ふたご1

「日本中央情報局ぐらいでいいですか。」


ふたご2

「いいんじゃないですか。」


ふたご1

「となるとJWIAですね。」


ふたご2

「なんですかWって。」


ふたご1

「『Japan Watashi Intelligence Agency』ですが。」


ふたご2

「何が「日本の中心は私」だ。」


ふたご1

「じゃあJNIAで。」


ふたご2
「Nはなんなんですか。」

ふたご1

「日本の中央、つまり日本のへそ、兵庫県西脇市(Nishiwaki-city)です。」


ふたご2

「群馬県渋川市や長野県飯田市が黙ってませんよ。」


ふたご1

「じゃあいったい何が中央だって言うんですかっ!」


ふたご2

「キレられてもなあ。」


ふたご1

「しかたないのでやはり中央は私が引き取ります。」


ふたご2
「お引き取りください。」

7月24日、おぴきどり。

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