ふたご1

「不況が続く中で、銀行は相変わらずの貸し渋り。特に中小企業のつなぎ資金の融資なんか門前払いや。その点、米はといで炊くだけの簡単な手続きで、いくらでも食べられる。そら流行るやろ銀次郎はん。」


ふたご2

「ミナミの帝王の竹井みどりを物まねする友近は稲作伝来時にはいません。」


ふたご1

「イギリスにはストーンヘンジと言われる石達があるのですが。」


ふたご2
「はあ。」

ふたご1

「今まで何のために作られたのかはよくわかりませんでした。」


ふたご2

「そうですねえ。」


ふたご1

「今までも日時計説や、宇宙人のご休憩所説など様々な説がありました。」


ふたご2
「サービスエリアみたいな言い方をされても。」
ふたご1

「ちなみにストーンとは石、ヘンジとは槌で叩いたような山の意味であり、日本語に訳すと、松山自動車道の石鎚山サービスエリアという意味です。」


ふたご2

「どこから出てきた松山自動車道。」


ふたご1

「しかし最近行われた、ボーンマス大学のティム・ダービル教授の調査によると、ストーンヘンジのそばから生前に大ケガをした人の骨が多数見つかったそうです。」

ふたご2

「大ケガですか。」


ふたご1

「しかも、歯の分析によると、その大多数は近隣の人ではないということです。」


ふたご2

「ということは、どういうことなんでしょうか。」


ふたご1

「つまり、空からストーンヘンジが落ちてきて、たくさんの人がけがをしたという説は成り立たないことがわかります。」


ふたご2

「誰がいつの間に立てた説なのかはっきりさせてください。」


ふたご1

「ダービル教授は、当時ストーンヘンジにはけがを治す神聖な力があると信じられており、大ケガをした人が治療のために集まってきたのではないかという説を立てています。」


ふたご2

「なるほど。」


ふたご1

「しかしこの説には疑問があります。」


ふたご2

「なんですか。」


ふたご1

「ケガをした人が集まるにしては、その近くに饅頭屋や旅館が見つからないのです。」


ふたご2
「そりゃ温泉じゃないんですか。」

ふたご1

「さらに、ストーンヘンジ卵もです。」


ふたご2

「温泉ではないので当然です。」


ふたご1

「そこで私はこのような説を考えてみました。」


ふたご2

「まあ考えてください。」


ふたご1

「なぜ、ケガをした人が集まるのか。」


ふたご2

「そりゃ、ケガを治すためでしょう。」


ふたご1

「それが浅はかさです。」


ふたご2

「はあ。」


ふたご1

「ケガをしたからには理由があるはずです。」


ふたご2

「そりゃそうですが。」


ふたご1

「もちろん当時でも、人が人にケガを負わせることもあったでしょう。」


ふたご2

「そりゃあるでしょう。」


ふたご1

「そうなったらケガをした人のいうことは一つです。」


ふたご2

「なんですか。」


ふたご1

「『次は法廷で会おう!』です。」


ふたご2

「裁判かっ。」


ふたご1

「そう、ストーンヘンジは巨大な民事裁判所なのです。」


ふたご2

「またいい加減な説を。」


ふたご1

「イギリスの裁判といえば『静粛に』と言って鳴らすハンマーです。先ほど言った通り、ヘンジの意味は『槌で叩いた山』です。つまりストーンヘンジが裁判所だということはこの点でも証明されるわけです。」


ふたご2
「松山自動車道はどうした。」

ふたご1

「そこで発見された骨がケガをしたままだというのもわかります。」


ふたご2

「なんですか。」


ふたご1

「裁判を有利に勧めるために、骨を折るなどしてケガを大きくしたのです。」


ふたご2

「えええ。」


ふたご1

「現在でも、ストーンヘンジという言葉が『骨を折るのにちょうどいい石』という意味で使われていることからよくわかります。」


ふたご2
「そんな言葉を使う機会が他にあるんでしたら言ってみろ。」

9月26日、ガベル。

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