ふたご1

「フランス人形のコルシカ島の部分が壊れてしまいました。」


ふたご2

「それはフランス国形ですよ。」


ふたご1

「マレーシアの野党指導者であるアンワル元首相が逮捕されたそうです。」


ふたご2
「なぜまた。」

ふたご1

「同性愛容疑がかかっているそうです。」


ふたご2

「それは犯罪なんですか。」


ふたご1

「イスラム圏では犯罪になりますからね。」


ふたご2
「それはややこしい。」
ふたご1

「かつてはキリスト教圏でも犯罪でしたから。」


ふたご2

「そうなんですか。」


ふたご1

「しかしこのように、日本では考えられない犯罪です。」


ふたご2

「そうですねえ。」


ふたご1

「テレビで見るあの人もあの人も、あの人気双子評論家のO氏やP氏も逮捕されてしまうわけです。」


ふたご2

「意味のないイニシャルトークですね。」


ふたご1

「Oです。そんな罪を作るなんてバカ!」


ふたご2

「もういいです。」


ふたご1

「しかし、この事件は立証が難しいわけです。」


ふたご2

「まあそうですねえ。」


ふたご1

「逆に言えば、でっち上げというのも容易なわけです。」


ふたご2

「なるほど。」


ふたご1

「かつて同じように同性愛が罪であったナチス・ドイツでも、でっち上げの同性愛容疑で将軍が失脚させられたことがありました。」


ふたご2
「証人を一人出せばいいわけですからね。」

ふたご1

「同じようにアンワル副首相側もでっちあげだと主張しているわけです。」


ふたご2

「なるほどねえ。」


ふたご1

「そこで、私たちも政権側がでっち上げにより野党指導者を陥れやすい犯罪を考えようじゃありませんか。」


ふたご2

「なぜそこでになる。」


ふたご1

「たとえばエコなご時勢を反映させて、家を出る時に電灯を消さなかった罪とかですね。」


ふたご2

「たしかに確認は難しそうですがねえ。」


ふたご1

「訴えられた側は、いや観葉植物に光合成させて二酸化炭素を削減していたんだと反論する余地はありますが。」


ふたご2

「そんな法廷闘争しているほうが無駄だと思いますが。」


ふたご1

「しかし検事側も裁判に出向く側も家の電気を消してきたかを問われてしまうという大逆転劇が発生するのです。」


ふたご2

「ドラマになりませんよそんな逆転。」


ふたご1

「しかし検事側も大量のホタルを飼っているのだという思いもよらない真相が。」


ふたご2

「だいぶどうでもいい方向に行ってますが。」


ふたご1

「謎が謎を呼ぶ連続不消灯事件。はたして事件の真相は、そして地球の未来は!?」

ふたご2

「もうすでに絶望な気もしますが。」


ふたご1

「富山県のトンボ飲料が場所限定のゼリー飲料を発売するそうです。」


ふたご2

「場所限定ですか。」


ふたご1

「ZOOZOOフローズンゼリーといいまして、動物園のみでの限定商品です。」


ふたご2

「そういった展開が。」


ふたご1

「これが人気になれば、このゼリー目当てに動物園に来る人も増えるのではないかということです。」


ふたご2
「それだけ人気になればいいですね。」

ふたご1

「やはりそうなるには、特別な味をつけないといけないのではないかと思います。」


ふたご2

「まあそうなりますかね。」


ふたご1

「たとえばパンダ味とかゾウ味とか。」


ふたご2

「いやだなあ。」


ふたご1

「さらに中に入ったつぶつぶのオリが動物園らしさをかもしだします。」


ふたご2
「貧血にだけはならなくてすみそうですが。」

7月18日、動物園にエサを与えられないでください。

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