ふたご1
「忍者服部幸應只今参上!マオカラーはつらいでござる、の巻ー。」

ふたご2

「THEMOVIEにされてもねえ。」

ふたご1
「中国と言えば海賊版が多いことで有名ですが。」

ふたご2

「まあ多いですが。」

ふたご1

「江沢民前国家主席の伝記も海賊版が出て困っているそうです。」

ふたご2
「出ますかそんなところまで。」

ふたご1

「江沢民前主席といえば、なにしろ十数年にわたって中国で国家主席をつとめ、現在でも隠然たる力を持っているとされる大物です。その江沢民前主席の伝記がはじめて出たのですから中国人民も読みたいと思うでしょう。」

ふたご2

「そうかもしれませんね。」

ふたご1

「自分の本が大人気だと言うことをアピールしたいために出てもいない海賊版が出たと騒ぎ立てているわけではないのです。」

ふたご2
「何も言ってませんが。」

ふたご1

「中国では公開されていない映画やゲームの海賊版まで出回るという海賊版大国です。たとえ前国家主席の権威をもってしても海賊版を完全になくすことは困難でしょう。」

ふたご2
「まあそうですねえ。」

ふたご1
「そういうわけなので、ここは一つ前国家主席の海賊版をなくす方法を考えてみたいと思います。」

ふたご2
「かなり難しそうですが。」

ふたご1
「まず海賊版工場を見つけます。」

ふたご2
「でも一つや二つじゃないでしょう。」

ふたご1

「とりあえず一軒でいいです。」

ふたご2

「いいんですか。」

ふたご1

「そしてそこで海賊版をどんどん刷ります。」

ふたご2

「刷るんですか。」

ふたご1

「それを格安の値段で売りさばきます。」

ふたご2
「海賊版を増やしてどうするんですか。」

ふたご1

「だいじょうぶです。この海賊版はほかのとは少し違いますから。」

ふたご2
「といいますと。」

ふたご1

「江沢民前主席の伝記とは若干内容が変えてあります。江沢民前主席の伝記を読もうと思って海賊版を買ってしまった人はがっかりし、こんな思いをするぐらいなら二度と海賊版など買うまいと悔い、海賊版が売れなくなり、やがて中国中の海賊版が無くなるという寸法です。」

ふたご2

「そこまでがっかりさせるようなものですか。」

ふたご1
「江沢民と書いてありまずが、実は日本人老婆江沢タミさんの大活躍。中国中の海賊版業者と海賊版CDやDVDをつかった対決をする、ハラハラドキドキのストーリーです。」

ふたご2
「ハラハラドキドキなら悔い改めんのではないか。」

ふたご1

「海賊版王に、俺はなる!」

ふたご2

「やかましい。」

ふたご1

「自民党の財政改革研究会の会長でもある中川秀直政調会長が、国有資産の公務員宿舎などの売却の方針を明らかにしたそうです。」

ふたご2

「はい。」

ふたご1

「なにしろ国債残高も多いのですから、少しでも国有資産を処分して換金する必要があります。しかし今回の方針ではもう一つありまして。」

ふたご2
「なんですか。」

ふたご1
「国立競技場などの国有施設の命名権を民間に売却するということです。」

ふたご2
「民間の野球場などがやっているあれですか。」

ふたご1

「そうです。国立競技場が明治ブルガリア国立競技場になったりするというわけです。」

ふたご2

「どこの国立だ。」

 

ふたご1

「こうした競技場に関わらずいろいろなものの命名権を売るとよいかもしれませんね。」

ふたご2

「そうですか。」

ふたご1
「たとえば国会議事堂もヤマザキ春のパン祭り国会議事堂に。」

ふたご2
「祭るのか。」

ふたご1

「そのほかにも西部警察2006プレゼンツ春の交通安全運動とか。」

ふたご2

「爆発が多発しそうですねえ。」

ふたご1
「こどもチャレンジ第45回衆議院議員総選挙とか。」

ふたご2

「無駄なチャレンジはやめなさい。」

 

ふたご1
「武富士平成十八年度予算とか。」

ふたご2
「また借金か。」

3月10日、東洋紡某官邸消息筋談


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