ふたご1 「ああ、ハードディスクってなんて柔らかいんでしょう!」
ふたご2 「それはどうか。」

ふたご1

「三菱電機が直射日光の下でも見やすいディスプレーを
開発したそうですよ。」

ふたご2 「直射日光の下だとモニターとか液晶は見えにくいですからね。」

ふたご1

「これで、最近の子供は家の中で閉じこもってゲームばかりしていると
いわれても、外の燦燦たる太陽の下でゲームをしていると言い返す
ことができますね。」

ふたご2 「だからと言ってどうだと言う話でもないですが。」

ふたご1

「ああ、大自然の中で見る『地球!ふしぎ大自然』は
なんてすばらしいのだろう!」

ふたご2

「目の前の大自然を見んかい。」

ふたご1 「アリの生態はこうなっているんだね!」

ふたご2 「なおさら見られるだろう目の前の大自然で。」

ふたご1

「虫眼鏡でじゅー。」

ふたご2 「こらこら。」

ふたご1

「このようにしても貴重なアリの生命はまもられるというすばらしさ!」

ふたご2 「ディスプレーが焦げましたが。」

ふたご1

「そんなささいなことは忘れて大自然を満喫しましょう。」

ふたご2 「なんじゃそりゃ。」

ふたご1

「中国刑事学院の趙成文教授が1980年に中国の
新疆ウイグル自治区で 発見された女性のミイラ 『楼蘭の美女』の生前の顔を CGで再現したそうです。」

ふたご2 「なんでも再現できるようになりましたね。」

ふたご1

「ただ、ミイラの年齢は40代と言うことなのですが、
再現された顔はなぜか18歳のときのものだそうです。」

ふたご2

「趙教授の好みですか。」

ふたご1

「まあ再現技術にいろいろあるかとも思いますが、
ひとつだけ大変な問題があります。」

ふたご2

「なんですか。」

ふたご1 「それは中国には刑事学院があるということです。」

ふたご2 「はあ。」

ふたご1

「中国のどこかに全員トレンチコートでハンチングをかぶった
学生たちが教室で学ぶ学校があると言うことに私はいたく
感動しています。」

ふたご2 「いや、その刑事という意味だけではなくて、刑事事件とかの
意味合いのほうが強いのでは。」

ふたご1 「給食は牛乳とあんぱんですよ。」
ふたご2

「中国にあるんですかアンパン。」

ふたご1

「電信柱の陰に隠れて『いただきまーす』ですよ。」

ふたご2 「全般的に刑事像が古いですし。」

ふたご1 「ランドセルの横から縦笛と電気スタンドがはみ出しているのですよ。」

ふたご2

「ああ取調室の。」

ふたご1

「教室の後ろで飼っている亀のえさはカツ丼ですよ。」

ふたご2

「教授がいる時点で小学校じゃないと思いますが。」

ふたご1

「この学校からたくさんの優秀な刑事が巣立っていくのでしょう。」

ふたご2 「まあそうですかねえ。」

ふたご1

「そうなったら中国山さん学院の設立も急がねばなりませんね。」

ふたご2 「だから根本的に古いです。」

ふたご1 「台湾の蒋介石、蒋経国元総統の遺体が埋葬されることが
決まったそうです。」

ふたご2

「ずいぶん前に亡くなってると思いますが。」

ふたご1

「中華民国が中国本土を奪回して、そして本土に埋葬される
というのが蒋介石さんの意思だったので、このようなことになったのですが、
蒋介石夫人宋美齢さんも近年亡くなりましたし、このまま家の中に
遺体を安置しておくと家の運気が下がるということで埋葬に踏み
切ったそうです。」

ふたご2

「まあ確かに風水でも遺体を置けという話はないですが。」

ふたご1 「毛沢東さんなら置いてあるんですが。」

ふたご2

「それはそれでまた問題が。」

ふたご1

「いずれ蒋介石さんと毛沢東さんの二つの遺体を
リモコンで動かして最終決戦を行うのが
中台統一への早道だと思っていたんですが。」

ふたご2 「ボクシングじゃないんですから。」

ふたご1

「たとえ蒋介石さんが敗れても、蒋経国さんが父の屍を踏み越えて
毛沢東さんに挑むわけです。」

ふたご2 「だから全員屍ですから。」

7月9日、なくようぐいす

 

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