ふたご1 「まいむまいむまいむまいむまいむべさっさんそん。」
ふたご2 「べっさんそん。」

ふたご1

「イギリスのブレア首相がスペインのサパテロ首相と会談した後に
『彼は私より若くハンサムだ。しかし、数年も首相職を続けると
それは無くなってしまう』といったそうです。 」

ふたご2 「そうなんですか。」

ふたご1

「就任当時は若々しかったブレア首相も、数年の首相の激務で
あっという間に老けてしまいました。 」

ふたご2 「つらいですね首相職。」

ふたご1

「日本でもえなりかずき首相が実現したら一体どうなってしまうことか。」

ふたご2

「あんまり変わらないんじゃないですか。」

ふたご1 「しかしブレア首相の老け込み方は首相職の激務だけが原因とは
おもえません。
これは特にイギリスの首相官邸の環境が悪いせいだとも
言われています。」

ふたご2 「悪いんですか。」

ふたご1

「たとえば前の日本の首相官邸は『幽霊が出る』ということで有名でした。 」

ふたご2 「イギリスの首相官邸には何かあるんですか。」

ふたご1

「イギリスの首相官邸はダウニング街10番地にあるのですが、
この一角は一般の人間は立ち入り禁止となっているのです。 」

ふたご2 「それはやっぱりテロとかを警戒してじゃないんですか。」

ふたご1

「いえ、それだけではなく、一般の人に危害を及ぼさないために
そうなっているのです。 」

ふたご2 「え、危ないんですか。」

ふたご1

「ええ、ダウニング街10番地は、地球のほかの部分とは違って
光速で進んでいないですから、そこに行くとあっという間に
年老いてしまうのです。」

ふたご2 「そんなところで相対性理論使うなっ!」

ふたご1

「さあ、政治を風刺したい方、この相対性理論を使うなら今ですよ。」

ふたご2

「何が今か。」

ふたご1 「中国では偽造食塩が出回っており、安徽省阜陽市では偽物の
食塩を見分ける講習なども行なわれたそうです。」

ふたご2

「そんなものまで偽物が出回りますか。」

ふたご1 「まあ偽造塩は中国の歴史そのものと言ってもいいですからね。 」

ふたご2 「歴史なんですか。」

ふたご1

「中国では歴代王朝が塩の専売制を取って重税をかけたので、その利権をめぐって
いろいろなことがあったのです。
たとえば役人が横流しをしてもうけるために塩の中に土や石を混ぜて目方を重くしたり。」

ふたご2 「それはいけませんねえ。」

ふたご1 「中華挨が、ぱっと見カレーライスのように!」
ふたご2

「土だ土。 」

ふたご1

「ぺペロンチーノがナポリタンのように!」

ふたご2 「赤土ですか。ってイタリアンだし。」

ふたご1 「陶芸家は毎日おかずを叩き割る日々だったのです。」

ふたご2

「ああ色が気に食わんと。」

ふたご1

「そんなことから、高くて品質の悪い官製の塩でなくて、闇の塩が
出回ったりしていたのです。この闇の塩を扱う人たちが勢力を持って
反乱を起こしたことによって王朝が倒れたりもしたんです。 」

ふたご2

「すごいですね闇の塩。」

ふたご1

「ぺペロンチーノがイカスミスパゲティのようになりますからね。」

ふたご2 「闇に染めるな。」

ふたご1

「そんな中国では今、緑殻蛋という緑色のカラの卵が大人気だとか。」

ふたご2 「ああそうですか。」

ふたご1 「ニンニク料理を食べた後に出る悪臭は、口だけでなく、全身のさまざまな
場所から出ることをライオン生物科学センターの平山知子研究員達が
つきとめたそうです。 」

ふたご2

「うわあそれはいやな話ですねえ。」

ふたご1

「つまりニンニクの悪臭はニンニクの消化、代謝の際に口の中の粘膜や
肝臓、胃、小腸などの消化器系などいたるところで発生するものなのだと
いうことです。 」

ふたご2

「それではニンニクのにおい対策は大変ですね。 」

ふたご1 「いえいえ原因がここまでわかった以上、対策もつけやすいと思いますが。」

ふたご2

「どんな対策のつけ方があるんですか。」

ふたご1

「ですからニンニクと同じように体のいたるところでニンニクのにおいを
感じなくさせるものを出すものを使えばいいんです。 」

ふたご2 「なんなんですかそれは。」

ふたご1

「それがこの闇ニンニクなんですが。 」

ふたご2 「闇を出さんでいただきたい。」

6月4日、やみ

 

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