ふたご1

「ローマ帝国のカラカラ帝の弟はゲタさんというそうです。
ダークダックスの歴史の古さを感じますね。 」

ふたご2 「ゾウさんやマンガさんがいたというならその話を聞きましょう。」

ふたご1

「東京都の東大付属中等教育学校で、授業で解剖した
ニワトリの肉を焼いて食べた生徒達が食中毒になったそうです。 」

ふたご2 「あらららあ。」

ふたご1

「最近の解剖では食べるのが風習なのですか。」

ふたご2 「たぶん違うと思いますが。」

ふたご1 「あの薬品臭い理科室で、よくものなど食べる気になりますね。」

ふたご2

「まあ育ち盛りの生徒ですから。」

ふたご1 「ということは最近の生徒達はみんな理科室でめしを
ぱくぱくと? 」

ふたご2 「ということかどうかは知りませんが。」

ふたご1

「これはえらいことですよ。」

ふたご2 「そうですか? 」

ふたご1

「そんな環境で育った子供たちは、やがて理科室で無いとめしが
食べられないようになってしまうのではないか! 」

ふたご2 「ならん。」

ふたご1 「やがては町中の食べ物屋に人体模型や三葉虫の化石が
ならぶようになるのではないか!」

ふたご2 「ならん。」

ふたご1

「蛇口にはホースがつき、引き出しにはプレパラートが
しまわれているのではないか! 」

ふたご2 「ない。」

ふたご1

「政治家達は割烹「メスシリンダー」で密談を交わすのか!」

ふたご2

「かわさない。」

ふたご1 「そんな箸ではなく、駒込ピペットを使って食事をする現代の
若者達に、「大和魂」はあるのだろうかー。(了) 」

ふたご2 「まとめない。」

ふたご1 「EUが来年からEU域内を移動するペットに対するパスポートの
携行を義務化するそうです。 」

ふたご2 「パスポートですか。」

ふたご1

「犬、猫、フェレットに発給されるもので、写真、生年月日、
予防接種を受けた日付や病歴などが書かれているそうです。 」

ふたご2 「ペットの伝染病を防ぐ意味もあるのですね。」

ふたご1

「しかしこれで、引っ越してしまった飼い主のあとを追いかけて
2000kmの道のりをやってきた犬の感動の物語が難しくなる
わけですよ。」

ふたご2 「パスポート持ってたら身元わかるから届けてもらえるんじゃない
ですか。」

ふたご1

「それは甘いです。」

ふたご2 「甘いですか。」

ふたご1 「日本人のパスポートが高値で取引されているという話を
知りませんか。 」

ふたご2

「顔写真を張り替えて日本人になりすますという奴ですね。」

ふたご1 「そう、そこで顔写真を張り替えて、その家の飼い犬になりすまそうと
いう、犬や猫やヨーロッパバイソンなどが現れたらどうするんですか! 」

ふたご2

「飼い主は気づくだろうがっ!」

ふたご1

「せっかく何千キロも歩いてたどり着いたのに、そこには飼い犬面した
メガネカイマンが…。 」

ふたご2 「ワニが犬面するのもそうとう無理がありますが。」

ふたご1

「失意のあまり家を飛び出した犬。しかし、メガネカイマンが
パスポートを使って入ったレンタルビデオ屋の延滞料金の
請求がおそいかかる…。 」

ふたご2 「犬を会員にするな。ワニだけど。」

ふたご1 「あきらめない!きっと、家に、帰ってみせる!
本当の自分を取り戻すための、長い旅がはじまるわけですよ。」

ふたご2

「気づかんような飼い主の家に帰らんでいいんじゃないか。」

ふたご1 「最近ではほとんどが給料は銀行振り込みですが、公務員の
四割が手渡しだそうですよ。」

ふたご2 「このご時世にねえ。」

ふたご1

「まあ一部のどうしても必要な方は仕方ないんですが、ほかの
公務員の方は効率化の観点からも銀行振り込みに改めて
いただきたいと思うわけですよ。」

ふたご2

「一部のどうしても必要な方というのがわかりませんが。」

ふたご1 「いや、職務上、どうしても現金を手渡しでもらわないと
いけない公務員の方もいるのですよ。 」

ふたご2 「どんな職務なんですか。」

ふたご1

「海上保安庁の灯台の方ですよ。もし、給料日に灯台の施設が
故障してしまったら、 」

ふたご2 「お札に火をつけて「どうだ、明るくなっただろう」ってアホッ!」

11月28日、パクさん。

 

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