ふたご1

「おい鬼太郎!お前は実は次男なんじゃ!」

ふたご2 「次男に一朗と名づける鈴木宣之さんじゃないんですからね。」

ふたご1

「文部科学省では各学校ごとに栄養の指導をする
栄養教諭というのを配置する方針を決定したそうですよ。 」

ふたご2 「栄養教諭?」

ふたご1

「最近では両親が共稼ぎなどで食事に関する指導を
十分に行えないケースなどが多いらしいのです。
子供の生活習慣病も多いらしいですからね。 」

ふたご2 「なるほど。」

ふたご1 「カロリーのとりすぎで肥満になった子供もいる反面、
見た目には健康そうな子供でも実は栄養素の一部が
足りていなかったりしますからね。 」

ふたご2

「それはやはり指導していかなければなりませんね。」

ふたご1 「びしびし指導してほしいものです。」
ふたご2 「そうですね。」

ふたご1

「反抗する子供にも厳しい態度で。
『お前のような奴は給食抜きだっ!』 」

ふたご2 「あかんがな。」

ふたご1 「その半面でやさしさも必要です。」

ふたご2 「栄養教師も大変ですね。」

ふたご1 「栄養が足りていない子供には
『僕の顔を食べて元気出して!』 」

ふたご2 「アンパンマンかっ!」

ふたご1

「失敬なっ!あんなカロリー過多なものと一緒にするなっ!
各種ビタミンと必須アミノ酸パンマンですよっ! 」

ふたご2 「うわあまずそう。」
ふたご1

「北朝鮮が韓国向けの謀略放送『救国の声』の放送を 中止したそうです。」

ふたご2

「謀略放送ですか。」

ふたご1

「つまり韓国人民に対して韓国政府などに対する反宣伝を
行う放送ですね。同じようなものは韓国政府もやっている
そうですが。 」



ふたご2

「なるほどねえ。 」

ふたご1 「今まで北朝鮮政府は自分達が行っているとは認めて
なかったんですが、この放送中止の代わりに韓国側の放送も
中止するように求めてきたそうですよ。 」

ふたご2 「なんだかなあ。」

ふたご1 「いつまでもキムチはソウルに限る。ピョンヤンのキムチなんか
食えたもんじゃないなんていう放送はやめてくれないかと。 」

ふたご2 「しょうもない謀略放送ですね。」

ふたご1

「この謀略放送は冷戦時代はよくありまして、東西ヨーロッパの
中間点の中欧地域では東西両陣営の放送局がいっぱいだった
そうです。さらには短波放送などで世界中にとどくものなどもありますし。 」

ふたご2 「まあそうでしょうねえ。」

ふたご1

「謀略放送の中にスパイ向けの暗号を紛れ込ませたりとかも
しますし。」

ふたご2 「いろいろありますね。」

ふたご1 「おかげで世界中の謀略放送マニアは裏番組録音などで
大変だったそうです。 」

ふたご2

「いるのかマニア。」

ふたご1 「ですから、今回の救国の声が中止されれば一挙に
二つの謀略放送がなくなってしまうことになります。
しかも現在、ほかの地域ではこのような謀略放送は
ほとんどないのです。
これはマニアもがっかりです。 」

ふたご2

「がっかりすんなよ。」

ふたご1 「謀略放送初の地上波デジタル放送を実現してもらいたかったのに。」

ふたご2

「そんなクリアな音声で謀略放送を聴いても。」

ふたご1 「視聴者参加番組も作りやすくなるというのに。 」

ふたご2 「参加すんな。」

ふたご1

「このままでは冷戦時代を華麗に彩った謀略放送が
消滅してしまいます。何とかして謀略放送の保存と
継承をしなくてはいけないのです。
そのためにもぜひ、新しい謀略放送局の設立を! 」

ふたご2 「せんでいい。」

ふたご1 「ですが特定の一国を対象にした謀略放送は
国際問題になりますね。ですからもっと違った形の
謀略放送をしなくては。 」

ふたご2

「こらこら 」

ふたご1 「そこで謀略放送局を浦安に立てて、某ランド向けの謀略放送を。
『鼠は不衛生な動物でペスト、コレラなどの伝染病を媒介し…』」
ふたご2 「こらこら。」

ふたご1

「ただ、残念なのがランド内の人間はほとんどラジオもテレビも
見ないということなのですが。 」

ふたご2 「当たり前だ。」

ふたご1 「新キャラクター『頭の中にラジオがあってその声が
ボクに命令するよ君』でも出してくれればなあ…。」

ふたご2 「でももかかしもないっ。」

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