ふたご1

「第一次世界大戦勃発前までヨーロッパにはドイツに一社だけしか
鉛筆メーカーが無くて、連合国側はやがて鉛筆不足になって
降伏するだろうという説があったそうですよ。 」

ふたご2 なんだか情けない説ですなあ。

ふたご1

「パレスチナ和平問題ですが。」

ふたご2 「難しい問題ですね。」

ふたご1

「パレスチナ自治政府のエラカト交渉相が、和平交渉の
パレスチナ側代表団に選ばれないので辞表を提出した
そうです 。 」

ふたご2 「まあそりゃ交渉しなくて何の交渉相だという気もしますけどね。」

ふたご1 「これはいわば経済問題を話し合う時に平沼経済産業大臣が
参加しないようなものですよ。 」

ふたご2

「塩野財務大臣や竹中経済財政政策担当大臣にも行ってもらいたい
ものですが。」

ふたご1 「イラク問題を話し合う時に鴻池ひげ担当大臣が参加しないような
ものですよ。」
ふたご2 「担当してないでしょう、鴻池さん。」

ふたご1

「イギリスのデナムひげ担当大臣やフランスのフォンテーヌひげ特区
担当大臣やアメリカのラムズフェルドひげ長官も待っているというのに?」

ふたご2 「調べてみると全員ひげ生えてないですよ。」

ふたご1 「ひげが生えていない人がひげを語るべきか否かという論争は
1648年のウェストファリア条約ですでに決着がついているはず
ですが。「どっちでもいい」 と。」

ふたご2 「そんなくだらん条約は破棄してしまえ。」

ふたご1 「そんなわけでエラカト交渉相はアラファト議長の慰留もあって
「エラカトコショウ少々」 になることになりましたとさ。めでたしめでたし。」

ふたご2 「世界中の人間がみんなお前みたいだったらパレスチナ問題なんぞ
起こらんのだろうなあ 。」

ふたご1

「東京都内の半数の病院が冷蔵庫内に薬品と缶ジュースなどを
一緒に入れていることがわかったそうです。 」

ふたご2 「まあせっかく冷蔵庫だからと入れてしまうのでしょうね。」

ふたご1

「ぷはーっ!風呂あがりのロキソニンは最高!」

ふたご2 「風呂あがりに錠剤はやめてください。」

ふたご1

「理想の薬剤師は冷蔵庫の残り物の薬品で
ぱぱぱっと作ってくれるような人。」



ふたご2 「酒のつまみじゃないんやからね。」

ふたご1 「しかしまあこんな風に食品と薬品を一緒に入れていると
院内感染がおそろしいですね。 」

ふたご2 「食品が腐ったりしたら大変ですね。」

ふたご1 「薬品がヤクルト菌に感染したりしたらどうしましょう。」

ふたご2 「逆に体によさそうですが。」

ふたご1

「病院中の人がヤクルト菌に蝕まれ、腸の運動が高められ、便性が
変化し、有害菌の腸内繁殖が阻止され、有害物質の生成も
ままならず、腸内腐敗もできなくなり、やがては免疫力が維持されて
体の抵抗力強くなる事態に追い込まれてしまうのですよ! 」

ふたご2 「ものすごく体にいいですよ。」

ふたご1

「そんなことばかり言っていると人類はやがてラクトバチルス
カゼイシロタ株に乗っ取られてしまうのですよ! 」

ふたご2 「られません。」

ふたご1 「そうしてやがて納豆菌に支配された人類との間で
血で血を洗う大戦争勃発! 」

ふたご2

「なんだかなあ。」

ふたご1 「もちろんその流れた血はサラサラ!」

ふたご2

「やっぱり健康にはなるんだねえ。」

ふたご1 「人類が免疫力に頼りすぎた結果、このような悲劇を
招いてしまうのです。」

ふたご2 「軍事力みたいに言うな。」

ふたご1 「京都市左京区松ケ崎、宝池通の通称「狐坂」の道路が、
高架橋道路にかわるそうです。」

ふたご2

「はあ狐坂。」

ふたご1 「この狐坂は急なヘアピンカーブで全国にその名をとどろかせていた
道路だそうです。 」

ふたご2 「いやなとどろかせ方だなあ。」

ふたご1

「で、高架道路を作ってカーブを緩やかにしようとしているのですが、
全国のヘアピンカーブマニアからはぜひ今のままの狐坂で
残してほしいと嘆願が。」

ふたご2 「といっても危ないんだから仕方ないでしょう。」

ふたご1 「保存運動を盛り上げるために福山雅治さんや
さだまさしさんのような坂系アーティストに作曲を依頼。 」

ふたご2

「そんなくくり方をされてもなあ。」

ふたご1 「しかし、保護運動のかいもなく、現在の狐坂は歩行者専用
道路になってしまうそうです。 」

ふたご2 「まあそのほうが安全でいいですよ。」

ふたご1 「歩行ヘアピンカーブマニア系アーティストの森山直太朗さんは
大喜び! 」

ふたご2 「いわれのないマニア認定はやめろっ!」

5月23日、ビフィズス菌ヤクルト株とヤクルト菌は別物です。
ラクトバチルスカゼイシロタ株がヤクルト菌なのです。
 

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